堀江昭佳著「血流がすべて解決する」 血液サラサラは間違い!?

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堀江昭佳著「血流がすべて解決する」を読みました。

久しぶりに面白い本だったので、レビューと感想を紹介したいと思います。

まず衝撃的だったのが、序章に書いてるこの文章です。

血流を良くするというと、「血液サラサラ」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、血流が悪い女性の多くは、ドロドロしていて流れないのではなく、血不足のため、流れが悪いのです。

血流がすべて解決する」P.4より引用

「血が不足している」なんてこと、今まで考えたこともありませんでした。

私は小さいころ、鼻血を良く出す子供でした。多い時は1日に3回出ることもありました。あまりの鼻血の多さに、親から「鼻の粘膜を焼く方法があるらしいから、検討した方がいいかもしれない」と言われ、恐怖を覚えたことを覚えています。

実際に何度も鼻血が出ると、クラクラしてくるような気もしていました。(気のせいかもしれませんが)。さらに、鼻血が出た時に何度か保健室の先生など周りの大人に言われた言葉が、「血が薄いね」です。

「ふーん、血が少し薄いんだ」くらいの認識しかなかったのですが、この「血流がすべて解決する」を読み、「もしかしたら、脳貧血に頻繁になることも、時に寝込むくらい生理痛がつらいのも、そして下半身が上半身に比べて明らかに太いのも(そして痩せにくい)、血が足りてないせいなのでは!?」と思い始めたのです。

血が足りていないことが理由だなんて、まったく想像もつきませんでした。

今日は、この「血流がすべて解決する」のレビューと感想とともに、私自身がこれから実践していこうかなと考えている具体的な生活改善についてもまとめていこうと思います。

なぜ血流が不足すると、心も体も不調になるのか

この本「血流がすべて解決する」の著者である堀江昭佳さんは、漢方薬剤師です。この本では西洋医学的にと言うよりは、どちらかというと東洋医学、漢方医学の考え方で血流について解説がされています。

漢方医学では、「女性の体は血が基本(女子以血虚本)」と言う考え方が基本にあるようなのです。特に婦人科の漢方では、血流が悪いことがあらゆる婦人科疾患を引き起こすとみなすそうです。だからこそ、患者さんには血を増やすアプローチを取り、それによって症状が改善された方が数多くいるそうです。

実際に著者は5万件のカウンセリングを行ってきた実績がある方です。とても説得力がありますよね。

血流が悪くなると

・水分のバランスが悪くなるため、むくむ。

・酸素が届かずカロリーを燃やせないため、太る。

・老廃物が回収されずたまるので、だるい。

・熱が足りないため、冷える。

・免疫力が下がるので、病気がち。

血流がすべて解決する」P.33より引用

こんな症状が出るそうです。

これらの症状、私はかなり身に覚えがあります。

最近は足のむくみがひどく、さらに前ほど食べていないのに太ってきているのです。。。

ところで、血液が何でできているか知っていましたか?

実は血を除くとほとんどの成分はたんぱく質だそうなのです。つまり、たんぱく質が減ってくると血が減ってしまう(血の質が悪くなる)ということです。

「貧血=鉄分」というイメージがありましたが、「血液=たんぱく質」という認識に変えたほうがよさそうです。

さらに血流が悪くなるのには3つの原因があります。

①血が作れない「気虚体質」

②血が足りない「血虚体質」

③血が流れない「気滞 瘀血体質」

ほとんどの女性はこのいずれかまたは、複数の原因で血が足りていないのだそうです。

血流がすべて解決する」にはそれぞれの体質に当てはまるかのチェックリストが載っていました。

私がチェックした結果は、完全に「気虚体質」持ちです。そして、若干の「血虚体質」と「気滞 瘀血体質」もあることがわかりました。

気虚体質は胃腸の不調が目立つそうです。一見「食べられないから痩せていそう」と思われがちな気虚体質ですが、両極端になる傾向があるそうです。

いくら食べても太れない細いタイプと、いくら食事を抜いても痩せない太いタイプ。私は完全に後者です。周りにも「食べている量の割には太っている」と言われることが多いからですね。

気虚体質の場合には、まずは胃腸を元気にする必要があります。

私が改善すべきポイントをまとめてみる

私が血流を良くするために実践したいポイントを本からいくつかまとめてみました。

①胃腸を掃除するために、空腹の時間を作る

まずは、1週間の夕食断食を実践してみる(1週間、夕食を食べないこと)

1週間の夕食断食は、短期間で一気に胃腸を改善するのにオススメの方法だそうです。ダイエットのためでも毎日夕食抜くのは辛いですし、周りの人との付き合いもあれば現実的ではありません。

しかし1週間ならスケジュールをやりくりすれば頑張れそうですよね。

実際に夕食を抜くと体が軽くて翌日元気になるということは経験上なんとなく理解しています。

まずはしっかりと1週間の夕食断食に取り組んでみたいと思います。

②主食を選ぶときは、パンよりはご飯

やはり日本人の体質にはパンよりもご飯(米)が合うようです。

もともとパンよりはご飯が大好きな私なので、これを意識することはとても簡単。楽しくできそうです。

③肉食女子になって、鶏肉(できれば骨つき)を積極的に摂る

薬膳で鶏肉は「気血を補い、体を温め、胃腸を助ける滋養食」と言われているそうです。鶏肉が血不足に効果的であることは、中国でも一般的に知られている知識だそうです。

そして様々な鶏肉料理の中でも、血を増やすために最もおすすめなのが、なんと「参鶏湯(サムゲタン)だそうです。

参鶏湯大好きですよ!「韓国で食べた参鶏湯、美味しかったな」なんて、本を読みながら味を思い出してしまいました。

どこか参鶏湯が美味しいお店に食べに行きたいなと思います。

家で参鶏湯を作るのはなかなか難しいと思いますが、大事なのは骨の部分が入っていることだそうなので、骨がついた手羽先や手羽元のスープを積極的に摂るようにしたいと思います。

コラーゲンたっぷりで美容にも良さそうです。

④よく噛んで食べる

デブの早食いとはよく言ったもので、私は相当の早食いです。

これは営業職の時に培ったのですが、早食いはデブの元です。そして、消化に負担がかかるので胃腸にも良くないです。

早食いはずっと直さないといけないと思っていたので、これも意識して良く噛むことで徐々に直していきたいと思います。

⑤筋肉を鍛える

筋肉を鍛えるエクササイズも載っていたので、それを実践したいと思います。

【内臓下垂解消三十秒ドローイン】

1、背筋を伸ばしてまっすぐ立つ(この時、肩を少し引く感じで肩甲骨をぐっと引き寄せる)

2、お腹を膨らましていきを吸う(吸いきったらお尻の穴をキュッと締める)

3、おなかをへこませながら息を吐く(おへそを中心におなか全体をへこませるイメージで、背中とお腹がくっつくくらい息を吐く。)

4、へこませた状態を三十秒キープする(この時、自然な呼吸をしても良い。お尻の穴はキュッと閉めたまま)

これを1セットとして3回。

血流がすべて解決する」P.128より引用

内臓を正しい位置に戻し、内臓周りの筋肉を鍛えるのに役に立つそうです。

⑥命への感謝

食事をとる時は命への感謝を忘れずに。しっかり食べて、適切な量を守ることもその1つです。

⑦できるだけ23時までに寝る

眠らないと血が作れません。漢方では、午前〇時を挟んだ2時間は、体の陰と陽が入れ替わる時間であり、その時間に眠っていることが非常に重要だそうです。

たとえ仕事が終わらなくても23時には寝て、朝早く起きること。

これにより仕事の生産性も上げながら、体も整えていけると思います。

⑧足を鍛える もも上げウォークとかかと上げ下げ運動など

血流がすべて解決する」では、血流を良くするために脚の静脈の流れを良くすることが大事だということで、もも上げウォークとかかと上げ下げ運動が紹介されています。

私は時間がない時はこれらの運動をし、最近は時間を作って下半身のエクササイズもしているので、下半身の筋肉は定期的に鍛えていきたいと思っています。

血流を改善し、血液たっぷりで健康で理想的な体にする

私の十年来の悩みである、下半身太り、そして日々の生活の中での悩みである「生理痛」。

これらにも血流を増やすというアプローチは効くそうです。

血流がすべて解決する」の本の中に書いてあることは納得できる部分も多いですし、実践したら体の状態が良くなるであろうことは想像できます。

さらに下半身太りも解消され、生理痛もなくなったら私にとってはすごく嬉しいことです。

「生理痛はないのが普通です」

どんな本にも書いてあるこの言葉。そう、ないのが普通ですが、私はあるんです。

「体が良くないんだな」とは思うものの、完全に改善するまでは至らずに来ました。

自分が良いものを少しずつ試しながら、少しでも健康で前向きな体と心を手に入れたいと思います。

今回読んでみた「血流がすべて解決する」の本は、普段西洋医学と接することの方が多い私の生活の中で、東洋医学・漢方医学の考え方をベースにしているところが、視点が変わってとても面白かったです。

チェックリストを使って具体的に自分の体のチェックができることも良かったですし、何よりも紹介されている改善方法が、普段の日常生活の中で簡単にできることばかりでした。

手羽先も近くのスーパーに売っていますし、呼吸法もお腹を引っ込めて3回。かかと上げだって、仕事や家事の合間に簡単にできます。

やはり「1日に1時間の時間をとってエクササイズをしないといけない」だとか「高い専用の道具を使わないといけない」となると行動するにもハードルが上がりますが、この本ではそういうこともなかったのも良かったです。

そして著者は漢方薬剤師であるにもかかわらず、特に漢方薬のPRがなかったことも、誠実さを感じました。

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