
GW中、何をしていましたか?
私のGWの定番は衣替えなのですが、衣替えをしながら掃除もしていました。
掃除をすると気持ちがすっきりしますし、毎日部屋が綺麗な方が「頑張ろう!」という気持ちになります。
しかし実際には「掃除をした方がいい」とわかっていても、「掃除は面倒臭いな」と思いませんか?
部屋が綺麗な状態の時は掃除をする気に良くなるのですが、部屋が散らかってくると尚更掃除が面倒臭いなと感じます。
久しぶりに掃除への前向きな気持ちを取り戻し、掃除の基本を確認したいと思い、人気の本「掃除は「ついで」にやりなさい!」を読んでみました。
掃除のプロが教えてくれる「掃除はついでにやりなさい!」で癒される
「掃除のプロが教えてくれるのだから、どれだけすごいテクニックが載っているのだろう」と期待しながら「掃除は「ついで」にやりなさい!」を読みました。
それが「はじめに」を読んだところで癒されてしまったのです。
職場ではカンペキを目指しますが、家の掃除は「ラクちん」しています。特別な道具や洗剤も使いませんし、体力も使いません。日頃の掃除はタオル1枚で大体すませます。
合間を見て、ササッ。何かの”ついで”にササッ。めんどうくさいな、と思ったら、やれるところだけ。ほかは後回しでもOKと、キッパリ割り切る。1箇所でも、たった3分でも掃除ができたら自分を褒める。
(「掃除は「ついで」にやりなさい!
」P.3−4より引用)
すごく癒されました。家庭の掃除はエンドレスです。プロの仕事のようにカンペキに綺麗な状態を常に保とうと思うと、考えるだけで掃除する気が失せますよね。
掃除のプロでも家では適度に手を抜いて楽に掃除をしているんだと思うと、親近感がわき「そんな感じでいいんだな〜」という気持ちになります。
そして
「疲れずに合理的に掃除ができるポイントやコツ」があることを知っておくと良いですね。
(「掃除は「ついで」にやりなさい!
」P.4より引用)
と書かれているのですから、「はい!読みます!」という気持ちになりました。単純な性格なのです。
楽にできるポイントやコツがあるなら是非知りたいですよね。
掃除を面倒だと思わないための心がけ
「掃除は「ついで」にやりなさい!」の1章では、掃除を面倒だなと思わないための心がけが6つ載っています。
特に私の心にビビビッと響いたポイントを紹介します。
1、毎日の掃除は完璧じゃなくてOK。「見える場所」と「触れる場所」だけで十分
なるほど!の一言です。
エプロンをつけて、腕まくりをして、捩り鉢巻きをして、「よし!これから掃除をいたします!!!」と気合を入れて掃除をする必要はなかったのです。
「わざわざ掃除をする」という感覚を持たないことがとても大事なのだそうです。
自分が家の中で動く動線に沿って、タオルで廊下や手すりなどの人が通るところ、触れるところをサーッと水拭き。歯を磨きながら洗面台の鏡を乾拭きなど、ついで掃除でOKなのです。
この時のポイントは、「動線に沿って」「目線より低い場所」を掃除することです。
理由を説明すると、よく人が通る場所(動線)にはホコリや髪の毛などの汚れが落ちやすいので「動線に沿って」。そして手足で触れる場所に手垢や皮脂の汚れがつきやすいので「目線より低い場所」を掃除することがオススメだと言うのです。
5、汚れない仕組みを作る
こういう発想はなかったなと目からウロコが落ちたのが、心がけの5つ目「汚れない仕組みを作る」です。
汚い場所を綺麗にするのは「事後掃除」、汚れさせないための作業が「予防掃除」、掃除には2種類あったのです。
予防掃除がどういうものか具体例を紹介します。
・毎日の皿洗いの最後に排水溝を掃除する
・ホコリが溜まりやすい場所にはホコリよけをかぶせる
・冷蔵庫の中に新聞紙を敷いておき、汚れたら新聞紙を取り替えるだけにしておく
などです。
この発想を持つだけで毎日の掃除がすごく楽になるなと感じました。
掃除道具を揃えてみる
「掃除は「ついで」にやりなさい!」の2章からは具体的な掃除の知識やテクニックが書かれています。
私も2章を読んでいて、基本の掃除道具に紹介されているものをチェックしてしまいました。
実は我が家にはハンドタイプのスクイージーがなかったのです。
それをこの機会に購入しました。
これから使い続けるのかわからないので、まずは試しにダイソーさんで安く購入です。
毎日の入浴の最後に窓ガラスに水をかけ、スクイージーで窓を掃除することにしました。
ずっと欲しかった枕干し用のネットも買いました。
干してみると上の写真のようになります。
ニトリで洗える枕を買って、頻繁に洗濯しようと思っているので、必須アイテムですね。
やはり枕干しがないと干す時に不便だと感じていました。
それ以外にもリストを見ながら家の中に掃除道具が揃っているかの確認をしました。
ただ「掃除道具は極論タオル1枚でOK」と言うのがこの本の考え方です。
毎日タオル1枚で少しずつ掃除をするということを習慣にしたいと思います。
部屋別の掃除テクニックを知りたければ、持っていた方が良い本
「掃除は「ついで」にやりなさい!」は、掃除はついでにやればいいですよと書かれているものの、もちろん掃除のプロの本なのできちんと汚れを落とすテクニックが細かく書かれています。
例えばキッチンの掃除編では、シンク周りの掃除の仕方、ガスコンロの周りの掃除の仕方などが写真付きで丁寧に書かれれています。
我が家はオール電化なので今は五徳はないのですが、五徳の掃除方法として「熱いうちにタオルで軽く水拭きし、日頃は外しておくのがオススメ」と言う内容には「なるほど!」と感心してしまいました。
それ以外にもキッチン編には魚グリル、換気扇、キッチンの床、冷蔵庫、食器棚などの掃除方法も細かく書かれています。
もちろん掃除はキッチンだけではないので、リビング編、お風呂編、トイレ編、玄関編と本当に細かく掃除方法が書かれているのです。
個人的には玄関編に書かれていた「下駄箱の扉を開けた状態で出勤することで、常に風通しを良くする」というのを実践したいなと思いました。
私も下駄箱の湿気はずっと気になっていたからです。
とにかく掃除の基本がわからない方や掃除をもっと楽にするコツが知りたい方には「掃除は「ついで」にやりなさい!」は1冊持っていて損がない本だと感じました。
私も今日から雑巾1枚でついで掃除を始めています。今日は窓ガラスを少し拭いただけですが、気持ちが爽快でした。家の掃除は毎日1箇所、1分からで良いというのはとても気が楽です。
やっぱり物は少ない方が掃除は楽ですよ
実は「掃除は「ついで」にやりなさい!」には、「無理に物を捨てる必要はない」「物の多さと部屋の輝きは別」と書かれています。
これは理解できるのですが、断捨離好きでかなりものを減らした私の経験からすると、物が少ない方が圧倒的に掃除はしやすいです。
これは100%言えます。
もちろん捨てるのが苦痛になるようなものは捨てなくていいですが、掃除をしていると物が邪魔で捨てたくなってきます。
個人的には掃除が苦手な方は、「余分なものを捨てて物を減らすこと」と「日頃の掃除を習慣化すること」を両方やっていくことがオススメです。
家を綺麗に保つというのは、どちらか一方が大きく欠けていては成り立たないような気がするからです。
もちろんミニマリストになるほど物を減らす必要はないです。
ただ、押入れや棚に入らないほど物がたくさんあり、普段から床に物が散乱しているような家の場合にはやはり物が多すぎると思うのです。
最後は少し個人的な意見になってしまいましたが、良ければ参考にしてみてください。