人生が苦しいと思う時に読む本 こだわりという執着を捨てる方法

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「私は色々なことに結構こだわっていたな、反省しよう」という気持ちになった本を紹介します。

人生が苦しい時、どうしようもない怒りや悲しみが心のそこから湧き上がってくる時もあります。

例えば、この世の中は不平等です。一見幸せを簡単に手に入れているように見える人がいたりします。親から億単位の遺産を努力なしにもらえる人がいたり、小さい頃から美人でちやほやされるのが当たり前の人がいたりするのを見ると、羨ましいですよね。不平等!!と思います。

自分の大好きな人と付き合えている人がうらやましかったり、自分が買えなかった車に乗っている人、自分がつけなかった仕事をしている人を妬ましく思うこともあります。

「苦しさ」というものは、執着から来ます。私もこの考え方を学んでから気持ちが楽になりました。

執着を手放すと「苦しさ」が消えるのです。「あの人に愛されたい」という執着、「成功者になりたい」という執着、「お金が足りない」というお金への執着などです。

この執着を減らすための「こだわらない」ための考え方の練習ができる本を紹介します。

小池龍之介著「こだわらない練習」です。

今この本が気になるなら、あなたにとって必要な本だと思います

「必要な時に必要なものが現れる」

という言葉を、私は結構信じています。

こんなことを言うと「スピリチュアルなのかな?」「ふわふわ系なのかな?」と言われてしまうこともあります。はっきり言ってしまえば、私はスピリチュアルもふわふわ系も好きです。定期的にそういう本も読んでいます。

毎月30冊くらいは本を読むようにしている私ですが、そのうちの20冊くらいは「役にたつ」または「必要」と思った本を読み、残りの10冊はフラフラとその時の気持ちの赴くままに本を選ぶことも多いです。

その気持ちの赴くままの本との出会いは、まさに運命です。私がタイトルが気になった、本の中身が気になったということは、何か私にとって必要なことが1つは書かれているのではないか、と思うのです。

実は「こだわらない練習」もそんな出会い方をした本でした。

そしてこの本を読んでいて、私もだいぶこだわって執着していたなと反省したのです。というか、本を読んで気づかされたのです。「まさか自分がこんなことにこだわっていたとは!」と思ってしまったのです。

具体的に例を挙げると、「この世の平等」です。冒頭にもチラリと書きましたが。

「この世の中は平等であるべきだ!」と心のどこかで思っていませんか?

私は思っていました。結局人生はどんな人にとっても良いことと悪いことがトータルすると同じくらい降りかかるように平等にできていると思っていました。

ところが「こだわらない練習」に書いてあったのです。

不平等は自己責任ではなく自然の法則

仏教では生まれつきの美・醜や貧・富などすらも、過去世の行に基づいて、本人の心が選びとって生まれてくると考えます。その考えに基づきますと、現在なぜか良い待遇を受けたり、不条理に良い立場にいるような人々も、何の理由もなくゼロからその結果を得ているわけではなく、過去に何らかの善行を積んだ結果を受け取っているということになります。

ゆえに、不公平や不平等に見えることがらも、必ずや何らかの因果関係に基づいて生じているのであって、それに不平不満を持つことは、宇宙全体の法則性に対して戦いを挑むような、無謀なことなのです。

(「こだわらない練習」P.97-98より引用)

これは本の中の第2章「平等にこだわらない」に書かれている言葉です。

これを読んで、「なるほどな〜」と思ってしまいました。

それと当時に他人と自分を比較した不平等にこだわっても何の解決にもならないから、執着を捨てようと考えました。

考えてもみてください。私たちが不平等を訴えるときは、必ず自分よりも良い待遇を受けている人に対してです。

一方、自分よりも恵まれない人を見た時に「この世は不平等だ」と嘆き悲しむことはしても、実際に何かしてあげようとまで行動に移す人は少ないです。

つまり自分が不平等にこだわっている気持ちの奥底には「不平等でいいけれども、自分は優遇されたい」という気持ちがあることに気づいてしまったのです。自分のそんなダークサイドに気づいてしまい、自分も結構ひどいよね、と思ってしまったのです。

「こだわらない練習」は、自分のこだわりに気づける本

こだわらない練習」を読むと自分が何に執着しているのか、こだわっているのかに気づくことができます。

それと同時に執着心を手放すアドバイスや考え方が載っているので「こう考えてみれば良かったのか」と自分を納得させられることも多かったです。

特に私の心に響いた「こだわらない」ことは

・「ありがとう」にこだわらない

「親切」をしたのだから相手に「感謝」をしてもらえると思うことは、「ありがとう」にこだわっているのです。

・他人の期待にこだわらない

自分の「キャラクター」にこだわることは、相手から幻滅されることへの恐怖から来ているのです。

・ルールにこだわらない

ルールとは他人に課すものではなく、守りたい人が自分に課すものなのです。

・友の有無にこだわらない

・自我を消すことにこだわらない

などです。

こう並べてみると、本当に私はこだわりが多かったのだなと思います。

他人にイラついたり、世の中の事象にイラついたり、怒ったり、悲しかったりするときは、自分の中に何かしらの執着があるからです。

もちろん執着をうまく利用して世の中を良い方向へ変えていったり、自分磨きをすることも大事だと思います。一方、自分で自分を苦しめてしまうような執着は手放してしまうことをお勧めします。

こだわらない練習」は今生きているのが苦しい、人間関係が苦しい、など苦しさを感じている方が読んでみたら面白いと思いました。

基本的には仏教的な思想を前提にしていますが、小難しい宗教用語などは出てこないですし、具体例も日常的な内容が多くイメージしやすいです。

エッセイのように軽く読める本でもあるので、太文字のタイトルだけをパラパラと読んで、「これはなんだろう?」と心に引っかかった部分だけを拾い読みする読み方もおすすめです。

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