
健康になるために一番手軽な方法を学びました。それが太陽の光を浴びるということです。
なーんだ。そんなことか。大したことないじゃんと思われるかもしれません。
でも、この太陽の光を浴びると健康になるという本当の意味を理解している人がどれだけいるかと言われたら疑問です。私も「太陽の光を浴びる」ことの本当の大切さを、今回初めて知りました。
「太陽の光を浴びることが体に良い」ということは、私たち人間はなんとなく本能的に感じている部分もあるのではないでしょうか。
日光浴をしたり、ハイキングをしたり、海水浴をしたりして太陽の光を浴びると、その日は心地の良い疲れを感じて、ぐっすり眠れることが多いです。
曇りや雨の日には元気が出なくて、雲ひとつない空に太陽がサンサンと輝いている日には、なんだかすごく元気が出る気がするのも、私たちが太陽の光からエネルギーを受けている証拠だと思うのです。
健康のために必要な炎のエレメント
健康のためには自然界にある4つのエレメントをバランス良く取り入れることが大事だという話を以前紹介しました。
こちらの記事に詳しく書いてあります。
https://naturamor.net/2016/09/21/post-1961/
大地のエネルギーは食物を食べることで取り入れ、水のエネルギーは水を飲むことで取り入れ、風のエネルギーは呼吸で取り入れます。(それぞれのエレメントについて詳しく知りたい方は、X-Powerをご覧ください。)
そして4つ目として炎のエネルギーも私たちの生活や健康においてとても大事なエネルギーです。
スピリチュアルな話で言えば、炎のエネルギーはパッションや情熱、執着、魂、スピリットなどを表現していると言われています。そしてロウソクの炎を見ればわかるように、炎は上へ向かうエネルギーでもあります。
この炎のエネルギーも他の3つのエネルギーと同じように適切に生活に取り入れることが大事です。
取りすぎてもおかしくなりますし、取らなさすぎてもおかしくなります。
例えば、一時期流行ったローフードを例にしてみます。ローフードとは生の食べ物のことです。
ローフードの「酵素が大事」という考え方はとても素晴らしいものですし、生の食べ物は私たちの生活になくてはならないものです。日本では特に加工食品を食べる機会が増え、生の果物や野菜を食事で摂ることが少なくなってきました。
だからこそ意識してローフードを取らないといけないという考え方にはもちろん賛成ですが、いくらローフードが良いからといって100%全ての食事をローフードにするのは食生活に偏りが生じます。健康にも問題があると思っています。
ローフードと同じように火を通した食べ物を私たちは摂取する必要があるのです。それは火のエネルギーによって食べ物が変化し、変化したことによって得られる栄養素も私たちの体には必要だからです。
何事も偏りがありすぎては健康に良くないですし、無理が出てしまいます。バランスが大事なのです。
炎のエネルギーは太陽
炎のエネルギーはまさに太陽のことです。炎は一度つくと燃え広がる性質があります。
そして炎の元にもなっている太陽は、他のエレメントとは異なり24時間私たち人間が恩恵を受けることができない独特なエレメントでもあります。大地や風や水は24時間いつでも感じることができるのに、太陽だけは昼間しか感じることができない不思議なエレメントなのです。
ずっと洞窟で暮らし、太陽の光を全く浴びない生活をすると徐々に鬱になっていくように、私たちは太陽の光をきちんと浴びる必要があります。しかし24時間強い太陽の光を浴びていたら私たちはきっと干からびて疲れてしまいます。
適度に太陽の光を浴びることが健康を作る上でとても大事なのです。
そして、蛍光灯の光でもなく、パソコンの光でもなく、本物の太陽の光を直接体で感じることが大事です。
太陽の光を一番効率良く体で感じるには、炎のエレメントに関係した臓器で太陽の光を感じることが重要です。
炎のエレメントの臓器:皮膚、眼、松果体
例えば皮膚で太陽の光を浴びるのに一番最適なのは、12時頃、つまり太陽の光が一番強い時と言われています。10分でもいいので昼間に日光浴をすると、太陽の光を効率的に体で感じることができるのです。
女性の場合は日焼けが気になるかもしれません。しかし太陽の光を浴びることで鬱病を防げたり、いつでも前向きで入られたり、いつでもエネルギー溢れる健康的な体でいられるのであれば、10分だけでも太陽の光を浴びてみる価値はあるのではないでしょうか。
他の臓器の場合は太陽の光の取り入れ方が異なります。眼には眼に最適な太陽の光の取り入れ方、そして松果体には松果体に最適な太陽の光の取り入れ方があるのです。
太陽の光を浴びる頻度は人種と育った環境が大事
健康のために太陽の光を浴びる頻度や時間は、人によって異なります。
肌の色が濃く太陽の光に強い人種の方や太陽の光がたくさん当たる地域出身の方は、長く太陽の光に当たることをお勧めします。また体もそれを求めています。
例えば、太陽の光に当たると綺麗に皮膚が日焼けするような方は太陽の光に強い体質なので、太陽の光のエネルギーを取り込みやすいのです。
逆に肌の色が薄く、日に焼けると肌がすぐに赤くなってしまう人種の方や、太陽の光があまり強くない地域で育った方は、太陽の光への耐性があまり強くありません。長時間日の光に当たることはお勧めできません。
簡単に太陽の光を浴びると言っても、自分のルーツや体質などによって自分に最適な量があるのです。
私も仕事柄、最近は外に出る機会が減っています。オフィスワークの方は意識しないと日中に太陽の光を浴びる機会は少ないと思います。昼休みに少し外に出てみるなど、明日から生活を見直して、太陽の光を浴びる時間をしっかり確保したいと思います。