
最近、視力を良くする方法について調べています。
小学生の頃にメガネになり、それ以来ずっとメガネとコンタクトレンズとお付き合いをしてきました。
視力は0.1以下でかなり悪いです。
私の家族も全員視力が良くないので、遺伝なのかなと思って諦めていたのですが、もし自分で視力を回復することができたらいいなと考え、改めて視力回復方法について調べています。
レーシックを受けなくてよかったと今は思う
10年くらい前に日本中でレーシックブームが起こりました。レーシックを受けると視力が良くなるということで、キャンペーンをして安く手術を提供している眼科もありました。
私の知り合いもレーシック手術を受けてからメガネやコンタクトレンズが必要なくなり、「レーシックはオススメだよ」と仕切りに勧めていました。
もちろん視力回復には興味があったのですが、目を削るということにどうしても抵抗があり、レーシック手術は受けないでいました。
一度削ってしまったら2度と元には戻らないわけですから、怖くてたまらなかったのです。目を開けたまま削られるのも、想像するだけで怖かったです。
その後レーシックについては一部の病院で問題などが起きた結果、ブームはかなり下火になりました。
ブームって恐ろしいですね。あの時あんなに流行っていたのに、今ではレーシックした方がいいよ、と勧める人はおらず、むしろレーシックは危険もあると指摘する人の方が多いのです。
正直レーシックがいいか悪いかはわからないですが、自分の体にメスを入れることは、安易に決断してはいけないんだな、と思うようになった良い経験でした。
それ以来、歯医者さんもすぐに削ろうとする歯医者さんは避けるようになりました。研修医を抱えている歯医者さんには特に行かないようにしています。研修医の先生はやはり色々と治療を試してみたいという意識の強い方が多くて、すぐに歯を削ろうとするので、何度も歯医者さんから逃げ出したことがあります。
歯だって一度削ればもう元には戻らないのですから、注意が必要ですね。
視力低下は脳の機能低下が原因の場合がある
視力回復法について調べていたところ、面白い本を読みました。それがこの本です。
この本の中では、視力低下は「眼球視力」だけでなく「脳内視力」によっても起こるということが書かれています。
「眼球視力」とは私たちが想像している、眼球の機能による視力の低下です。筋肉が衰えてピントが合わなくなったなどですね。
「脳内視力」とは目から入ってきた情報を脳が処理をして「見える」状態にすることです。現代では情報量があまりにも多くなり脳がマヒし、目から送られてきた情報を処理する働きが鈍くなっている場合があるそうです。
つまり眼球視力という目の機能は正常でも、脳の処理が鈍くなっているため、「見えない」状態になっている可能性があるということです。
この「脳内視力」低下の解決方法は簡単です。「見える!」というプラスイメージを強く脳へ送ってから対象物を見ると、脳の見ようとする力が高まるそうです。
具体的なステップも参考にしてください。
①メガネやコンタクトを外し、目を閉じて、ゆっくりリラックスをします。
②心の中で強く「見える!」と思いながら静かに目を開きます。
この時に「見える!」と口に出しても良いそうです。また、幸せなシーンを思い浮かべてから「見える!」と思うことも効果的だそうです。
実際にこの方法で視力が回復した人がいるそうです。簡単にできるので、是非試してみたいですよね。
本当の視力を日本人は知らない
日本では物が見えづらくなった時、視力の低下を感じた時、眼科に行きます。一方アメリカでは、「眼科医」と「視力眼科医」の2種類の目のお医者さんがいるそうです。
アメリカの「眼科医」は目の病気を専門に扱うお医者さんです。例えば、結膜炎や白内障、網膜剥離などの有名な病気、失明のリスクがあるような大きな病気まで「眼科医」に見てもらいます。
ではもう一つの「視力眼科医」が何をするかというと、こちらは視力のケアを専門に行うお医者さんだそうです。「視力眼科医」は近視や遠視などの治療だけでなく、視力回復を様々な場面で活かすメソッドを長年開発してきたそうです。その中で視力開発を能力開発まで結びつけて結果を出している例も多数あるそうです。
例えば、本当の「視力」は、日本式の片目を覆ってCの隙間が空いている方向をチェックするテストでは計れないと言われています。
Cの隙間が空いている方向をチェックするテストは「静止視力」を測るテストです。しかし実際の視力は、「静止視力」以外にも「動体視力」「眼球運動」「瞬間視力」「視覚化能力」「視覚反応時間」など様々な要素によって構成されていると言われています。
野球選手のイチロー選手はボールが見える能力が高いと言われていますが、「静止視力」は1.0ないそうです。しかし、それ以外の視力に関する能力が高く、トータルでの視力が高いため、ボールが良く見えるらしいのです。
私はCの隙間がしっかり見えることだけが視力なのだと長年勘違いしていました。
視力回復のトレーニング
視力回復のトレーニングは症状別に様々なものがあるそうです。
自分の症状の詳しい診断は本でできるので、詳しく知りたい方は本を読んでチェックしてください。
トレーニングについても1日10分でできる即効性の高いトレーニングが紹介されていました。
①クロージング・オープニング
②目のツボ刺激
③頚椎の修正
この3つです。
それ以外にも、簡単にできることとして温冷浴が挙げられていました。
目に直接暖かいシャワーと冷たい水を交互にあてます。この時は目を開けていても閉じていてもいいです。毎晩お風呂に入る時に簡単に実践ができます。
また毎日顔の洗顔をする際に、冷たい水と暖かいお湯で交互に顔を洗うのもオススメだそうです。
簡単にできることで目の視力が少しでも回復したら嬉しいですよね。温冷浴以外にも少しずつ生活の中でトレーニングを取り入れていきたいと思います。