
現在は、7号食を実践しているので玄米ご飯しか食べられません。
実は今日妹の家に行き、甥っ子の面倒を見ていたのですが、ついでに妹の家族のために夕食を作りました。
メニューは韓国料理。サムギョプサル、キムパ(韓国風のり巻き)、ナムル、アボガドのサラダです。
その時に困ったのが、味見ができない!ということなんです。
味見をしない人が増えている
味見をしないで料理を作ることは、料理が下手な人の代名詞と聞いたことがあります。
確かに味見って大事ですよね。材料を見て、同じ分量で作ったとしても、さじ加減によって少し味が薄かったり、味が物足りなかったりして後で味を足すことってよくあります。
最近では料理が下手な人以外にも、料理本の分量を見れば大丈夫と思い込み、味見をしない人も増えているのだとか。
料理で味見はかなり大事ですよ。私は味見をしながら、気付いたら3分の1くらいおかずを食べていることもあります。自分の好きな料理の味見は止まらないんですよね。
それ以外にも味見をすることで、少し酸っぱくしたいときは酢を足したり、少し甘くしたいときは砂糖やみりんを足したり、など自分好みの味付けに変えちゃうこともあります。
私は酢を多く使った味付けが好きで、母は砂糖を多く使った味付けが好きです。なので、私の料理は酸っぱい料理が多いと母から言われますが、全く気にしません。ポン酢も大好きですし、酢豚も大好きなのです。酸っぱい料理は大好物ですね。
今日の韓国料理は味見ができなかったので、かなり適当な味になったと思います。心配だったのでレシピよりも若干薄味にしてしまいました。「味が足りなければ、醤油でもかけて食べてください」という感じです。
「味見できない」ってことが、こんなに料理をする上で不便なことなんだということを深く思い知りました。
玄米ご飯を作るだけであれば、味見は必要ないですからね。
味見には正しい方法がある
ある料理人さんの書かれたインタビューを読んでいた時に、「味見の仕方で素人かどうかわかる」という言葉が目に入り驚いた経験があります。
素人の味見は、スプーンの先に少しすくって舐めてみる味見。
プロの味見は、スプーンに一口ぶんすくって食べてみる味見。
つまりプロはお客さんが一口食べた時に、ちょうど良い味かどうかをチェックしているらしいのです。
これには、なるほど!と思ってしまいました。
例えばみそ汁にしても、少しなめてみたくらいでは味が濃いのか薄いのか分かりにくいです。作っている途中のお味噌汁はとても熱いので尚更味が分かりにくいです。きちんと、こくりと喉がなるくらいの量を飲んで初めて味の濃さがわかります。
そういうことなんだな、と納得してしまいました。これからはしっかりとつまみ食いをして味を見ていこうと心に誓いました。
いつかは目分量で料理をしたい
以前炊き出しに参加した際に、料理上手な主婦の方が炊き込みご飯を作っていたのを横目で見ていたのですが、味付けの際に目分量で醤油などの調味料を入れていて、「すごいな」と尊敬したことがあります。
私の母もそうですが、料理を良くしている人に料理を教えてもらうと「適当に入れる」と言われて、イラッとすることが多いです。「適当」「目分量」尊敬しますが、教えてもらう立場からすると厄介なんですよね。
「適当」がわからないから聞いているのに!せめて適当が小さじなのか、大さじなのか、4分の1カップくらいなのか、目安でいいから教えて下さい!
と思ったことが何度もあります。
でも料理にだんだんと慣れてくると、得意料理は目分量になっていく感覚がわかります。
たまに初心に返って本に載っているレシピ通りに作ると「やっぱりレシピは美味しいな」と思うのですが、ついつい本を開くのが面倒で目分量で作る時ってあります。
今は目分量と言っても、野菜炒めやチャーハンなどの簡単な料理ばかりなのですが、炊き込みごはんや煮物なども目分量で作れるようになるのが夢です。
料理をできる男性、女性って素敵ですよね。やっぱり胃袋をつかまれてしまうと離れられないです。