辛い 悲しい 苦しい イライラする もやもやする イヤな気持ちを消す方法

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夜布団に入るとイヤな思い出が次々と頭を襲ってくる。何度も辛い経験の記憶が蘇り、涙が出る。

辛い気持ちが薄れない。なんとなくイライラしてしまう。もやもやした気持ちが晴れない。

など、辛い記憶、イヤな気持ちに囚われていませんか?私も何度も過去に失敗したこと、イヤな体験を思い出し、その度に気分が落ち込んでしまうということを繰り返してきました。

しかし、この「イヤな気持ち」を消すことが出来るらしいのです。

まずは動画をご覧ください。

Youtubeで見る

過去の失敗経験、辛い経験を思い出してしまうのは、脳の仕組みのせい

過去にあったイヤな体験や辛い体験を何度も思い出してしまったり、その経験に縛られてなかなか前向きに行動できなかったりすることありませんか?

私は1つ2つどころではなく、何度もそんなことを繰り返してきました。

しかし、これは私たち人間の脳がそういう仕組みになっているから起こるものであり、気持ちが弱いからだとか性格的な問題だから、ではないのです。

脳科学者の苫米地英人さんによると、心は鍛えられるものではない、のだそうです。

「心は鍛えられない」この言葉をはじめて聞くと、「え?そうなの?」と思ってしまいますよね。

心を強く持て、だとか、心を鍛えろ、ということは学生時代の部活動の練習でも何度も言われましたし、会社に入ってから新人営業マン時代も心がタフじゃないとダメだよ、と何度も言われました。

自分は弱い人間だと思っていましたが、それは間違いだったのです。精神が弱い強いではなく、心はそもそも鍛えられないものなのだそうです。

とはいえ、はたから見ると精神的にタフに見える人はいます。どんな困難でも乗り越えて、いつでも前向きで、憧れ半分、嫉妬半分という気持ちになってしまう人。精神的にタフに見える人と心が弱いと言われる人の違いは、実は脳の仕組みと特性を利用できているかどうかの違いだけだそうです。

つまり、一見心が弱い私たちも脳の仕組みと特性を理解すれば、過去の辛い体験やトラウマに悩まされることなく、どんな経験をしても前向きに行動できるような考え方になれる、ということなのです。

これはかなり嬉しい発見です。

脳の仕組みを知る

脳

まず私たちの頭の中にある、脳の仕組みを少し紹介します。

そもそも記憶というものは、私たちが同じ失敗をしないために存在するものです。

クマに襲われかけ必死に逃げた記憶があれば、同じような獰猛な動物に出会った時にすぐに逃げるという選択肢を導き出せます。山の中で狼に出会っても、危険だ!と瞬時に判断できるという訳です。

このように記憶というものは私たち人間が生命を維持するために、私たちの役に立つために存在しているのです。

生命を維持するためなので、イヤな記憶や辛い記憶、そして失敗した記憶ほど記憶に残りやすい仕組みになっているのです。楽しい記憶、成功した記憶は記憶に残りにくいらしいのです。つまり私たちの記憶はほとんどが過去の失敗の集まりなのです。

しかし現代社会ではこの私たちの記憶の仕組みが私たちにトラウマを植え付け、そして苦しめることが目立ってきました。

それは、記憶の取り出し方に問題があるからなのだとか。

実は、人間が過去のイヤな出来事に囚われるのは、記憶そのものに原因があるのではないのです。記憶がどのように入れられ、どのように取り出されるかという点に問題があります。

人間の脳の仕組みとして、失敗した記憶は増幅して記憶に入れられます。大したことのない失敗が、私たちの生命を脅かすと脳に判断されれば、大きな失敗として記憶されます。さらにその記憶を何度も反復させることで、私たちに恐怖を植え付ける仕組みが脳の中にはあるのです。

そして脳から情報を取り出す時には、ブリーフシステムが影響します。ブリーフシステムとは、私たちが先を予測する期待のパターンです。

例えば、お金こそ全てだというブリーフシステムを持つ人は、愛情かお金か究極の選択を迫られた時にお金を迷わずとります。このブリーフシステムが私たちの人格と言われるものなのです。

トラウマを回避する2つの方法

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過去の失敗経験を何度も脳の中で増幅させると、それがトラウマになります。

脳が記憶を思いっきり増幅して引っ張り出すレベルを意図的に鈍感にすることで、辛い経験や悲しい体験の記憶を忘れることができます。これがトラウマを回避する方法です。

トラウマを回避するために脳の記憶のレベルを鈍感にする方法は2つあります。

①何度も同じ体験を繰り返し、慣れること

何度も同じ体験を繰り返すことで、それが重要な失敗ではないと脳に記憶させるわけです。

同じ体験が嫌なことではない、と認識できればトラウマになることはありません。

②前頭前野側から介入させる

例えば、暴力団に脅された経験がある人がいるとします。人相の悪い人=怖い、生命の危機という経験が植え付けられています。

そんな時に道の向かいから人相の悪い人が歩いてきて、怖い声で話しかけられたとします。その顔を見た瞬間に過去の記憶が蘇り、体が震えます。

しかしその時に、相手が警察手帳を取り出し、私服警官であることを説明したとします。相手が暴力団ではなく警官だとわかった瞬間に恐怖がなくなるわけです。

そこで、人相の悪い人=暴力団かもしれない、という経験が薄まるのです。

登校拒否を治す方法

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トラウマを回避する方法をうまく使うことで、自分の辛い経験を脳の中で薄めることができます。

私たちの脳のつくりは基本的には皆同じです。つまり理論に沿って刺激を与えてあげれば、想像通りの結果が導き出される可能性が高いのです。

最後にいじめが原因の登校拒否を治す方法を紹介します。登校拒否や学校でのいじめはニュースでもよく取り上げられるからです。

いじめによる登校拒否も①の慣れる経験で治すことができるそうです。

ここで誤解しないでいただきたいのは、いじめられることに慣れるということではないです。

逆に、学校に行っても誰にもいじめられない状態を何度も経験する(慣れる)と登校拒否が治ります。

いじめが何度も繰り返されトラウマになる前に、誰にもいじめられない状態を経験させることが大事です。

しかし大抵の場合、いじめの相手は執拗に何度もいじめてくるわけです。

つまり、いじめによる登校拒否に一番効果がある可能性があるのは、学校を転校することで誰にもいじめられない状態を経験させることだそうです。

もっと詳しい情報や脳科学的な説明を知りたい方は是非こちらの本を読んでみてください。

どんな辛い失敗を経験しても、うまく脳の機能を使うことで、毎日前向きに生活できたら幸せになれますよね。

辛い経験や失敗経験が増幅されすぎると自己評価が低くなり、それがさらに自分はダメな人間なんだと失敗を強化するそうです。

逆に自分はすごい!と思っている人はうつ病にならないらしいですし、うつ病は一瞬で治ってもおかしくないと書かれています。

脳科学に詳しくない私でもスラスラ読むことができ、とてもためになる本でした。

過去の失敗体験を強化して負のサイクルに入る前に読むことをお勧めします。

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