
朝起きたら家の中、フローリングを蟻が歩いていました。
しかも蟻は1匹ではなく、パッと見ても5匹はいました。フローリングをチョロチョロと走り回っているのです。
まさか我が家に蟻?と思う間もなく、「ぎゃ!」と悲鳴を上げながら全てその場で潰しました。
ショックです。蟻は嫌いではないですが、家の中では見たくないです。
庭に出てみると、家の周りにも蟻がたくさんいました。
我が家に蟻が大量発生している!!
小さい蟻がまさに大量発生していたのです。
家に蟻が入ったルートを見つける
家の中に蟻が入ってきたルートは、蟻が出入りしているのですぐにわかりました。
蟻は我が家の洗面所の近くの壁の隙間から出入りしていました。おそらく壁の中に蟻の道ができてしまっていたと思います。
蟻は通り道に匂いをつけるようで、壁の中に道を作られてしまうのは厳しいです。
ミントの葉は虫除け効果が有名です。蟻にもミントの葉が有効だと聞いたので、ペパーミントの葉を庭から摘んできて侵入口に置いてみました。これ以上、蟻が家の中に侵入してこないように一時的な措置です。
ペパーミントの葉を置くと、確かに蟻は入ってこなくなりました。ミントの力は素晴らしいです。
ペパーミントの葉は体に害もないですし、素晴らしいです。赤ちゃんがいる家庭で虫除けに使う理由もよくわかります。
ただミントの葉はそのまま床に置いておくと、翌日には干からびてしまいます。つまり毎日ミントの葉を摘んで床に置いておくには、ミントの葉が足りないと気づきました。
また、そもそもの問題の解決にはならないです。
次に蟻の侵入経路と巣を探してみました。外のルートを潰してしまおうと考えたのです。
どうやら蟻は、玄関の横の壁の隙間から家の中に侵入しているようでした。写真を見ていただくとわかりますが、小さなブツブツが蟻です。うじゃうじゃしているのがわかります。
そして、蟻の行き先を追っていくと蟻の巣も発見しました。
写真ではわかりにくいのですが、家の花壇の土の中に蟻の巣があるようでした。
この花壇は家の壁のすぐ近くにあります。そして2方向を壁に挟まれていることもあり、普段ほとんど視界に入らず植物を植えたまま放置しているだけの、気にかけることのない場所でした。
蟻の数は、巣の周り、家の周りをざっと見ても、何百匹は確実にいるだろうなと簡単に想像出来るくらいうじゃうじゃいます。
ゴマみたいな粒が蟻です。
蟻退治に、まずは「蟻の巣コロリ」を試す
家の近くの園芸品店やドラッグストアを見に行き、蟻の巣ごと殺す薬を探しました。
ネットでも評判の良い、アリメツという商品を使ってみたかったのですが、近所には売っていませんでした。
ネットで取り寄せるのを待っていられないくらい、まずい状況だったので、母と話し合いの結果、ひとまず違う殺虫剤を使おうということになりました。
近所のドラッグストアで、買うことのできた「蟻の巣コロリ」を使って蟻を退治することにしました。
写真の真ん中に写っている緑色の四角いケースが「スーパーアリの巣コロリ」です。
「スーパーアリの巣コロリ」は2個入りだったので、巣の近くと侵入経路の近くに置いてみました。
「スーパーアリの巣コロリ」の特徴は、緑色の容器の中に蟻が好む餌が入っており、蟻にその餌を蟻の巣に持って帰ってもらいます。この餌が毒なので、蟻の巣ごと全滅できる、という優れものです。
巣ごと全滅させる商品は、ゴキブリ用でも見たことがあります。
「スーパーアリの巣コロリ」が効かなかった場合には、他の製品も試してみようと思っていたのですが、「スーパーアリの巣コロリ
」効きました!!
1日くらい経つと、庭で蟻をほとんど見かけなくなりました。以前のように大量の蟻の集団が列になって庭を歩いている、なんてこともありません。
蟻の集団を見かけなくなったところで、蟻の道の匂いを消すために掃除をしました。
更に掃除のあとには集中豪雨があったので蟻の道の匂いはかなり綺麗になったと思います。天候にも感謝ですね。
蟻は1匹2匹見る分には可愛いですが、家の敷地内に何百匹もいると、それは恐ろしい生き物に思えます。
ましてやフローリングをたくさんの蟻が歩いているのは、本当に気持ち悪いです。
蟻の道の匂いを綺麗にしただけでは、やはり何度も蟻が侵入してくるので、巣ごと全滅させるのが一番です。
実は、以前から庭で蟻が道を作っているのは知っていたのですが、蟻が何百匹にもなって、更に家の中に侵入してくるまで放っておいたのが問題でした。蟻が巣を作っているな、と思ったら早めに対処することをお勧めします。
そして最後に、庭に置くタイプのスーパーアリの巣コロリなどの殺虫剤は、大雨が降ると中身が溶けてなくなります。
実際に我が家の外に置いた「スーパーアリの巣コロリ」も豪雨で中身が溶けてなくなってしまいました。
殺虫剤は天気の良い時に使わないと無駄になるので、その点も注意が必要だと感じました。