変形性股関節症で母が手術した体験話 大事なポイント

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変形性股関節症という病気を知っていますか?

私の母はその病気でした。手術を受けたことがあります。自分の股関節を人工関節へと変える、人工股関節全置換術の手術をしました。

家族の一員として経験した、手術の体験談を紹介したいと思います。

まずは動画をご覧ください。

Youtubeで見る

変形性股関節症って何?

変形性股関節症とは、股関節の軟骨が磨り減り骨が変形する病気です。軟骨がすり減ることで、動かすたびに関節が痛んだり、うまく動かせなくなったりします。

実際に手術前の母は、階段を上るのも手すりにつかまって登っていました。バスに乗るときも自分の足を両手で持ち上げてステップを上がっていました。

歩く度に股関節が痛むと言っていました。

歩いている後ろ姿を見ると片足を引きずっているため体が傾いていました。明らかに痛む方の脚をかばっていることがわかりました。

母はその当時60歳手前の歳でしたが、歩き方を見る限り明らかにもっと年配に見えました。

そして、歩く度に股関節が痛むため、旅行に行くことや外出することも消極的になりました。もともと社交的で出かけるのが大好きな母だったので、このままでは家に引きこもりになり、介護が必要になる日が近づくのではないかと不安を覚えたことを思い出します。

母は人工股関節全置換術 医師選びのポイント

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母は整形外科に通い、レントゲン写真を定期的に取り、先生の勧めにより最終的に人工股関節全置換術を受けることになりました。

母の股関節を取り除き、人工の股関節に入れ替える手術です。

実は私は以前、手術用の医療機器の営業をしていたことがあります。

手術用の医療機器の営業では、時には立会いと言って、手術に入らせてもらうことがあります。もちろん医師や看護師さんの邪魔にならない場所で見ているだけです。

手術の立会いをしている中で感じたことは、

お医者さんには手術の上手い下手がある。それもかなりの技術の差がある。

ということです。

病院では同じ治療をしてもらった場合には、どこの病院でも同じ料金になります。

だからなのか、お医者さんの技術にこれほどの差があることに、私は愕然としました。

どの病院に行っても、同じ水準の治療を受けられると勘違いしていたのです。

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手術を受けるにあたって、一番重視したのが医師選びです。

①特定の疾患の専門医を探す

お医者さんには専門性があります。整形外科の中にもあります。

・股関節の専門

・背骨の専門

・手の下専門

など、専門性が分かれています。お医者さんは専門性を高めています。つまり専門以外のことはよく分からないことも多いのです。

母の場合には、関節の専門医を探す必要がありました。

②手術件数を確認する

お医者さんは、技術者です。一定数の手術数を定期的にこなしていないと腕が落ちます。例えば、心臓外科医であれば、年に100件は手術をしないと腕が上がらないそうです。

料理人を思い浮かべていただければわかります。どんな有名な専門学校を出たとしても、1年に10回しか料理しなければ、腕は鈍っていきますよね。1年に10回しか料理しない料理人と1年に200回料理している料理人とどちらの料理を食べたいですか?

お医者さんでも同じことです。

人工股関節置換術の手術件数を年に何件実施しているか、という観点で病院を選びました。

③技術の上手い下手を知る

知り合いの整形外科専門の医療機器メーカーの営業担当者から、手術が上手い先生を聞きました。

医療業界に知り合いがいれば、聞いてみたほうがいいです。お医者さんや看護師さんに聞くのはもちろんですが、医療機器メーカーの会社員もこのような情報を持っていることは多いです。

私の知り合いの営業マンは、人工関節を扱っている営業マンでした。そのため、たくさんの整形外科の先生の手術に入り、手術を見ています。どの先生が上手いのかを聞きました。

医者の世界はコネが大事です。コネが大事なのはどの業界でも同じだと思いますが、医療業界も同じです。知り合いの口利きがあると、上手い先生がわざわざ担当してくれることはよくあります。(お金を包んで渡すのは、禁止されていますのでダメです)

教授など立場が上の人であれば上手というわけでもないので、情報収集は大事です。

術後の経過は良好です

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結局、1週間に2〜4例の人工関節手術を行っている、技術も確かな整形外科専門の先生に手術を頼むことになりました。

手術は問題なく終えられ、リハビリも良好で3週間ほどで退院しました。

今では母は小走りくらいであればできるようになりました。

毎日階段も登っていますし、孫も抱っこしています。旅行にも毎年行っています。

電車に乗って趣味のビーズ教室に通ったり、自治会の集まりに出たり毎日楽しそうにしています。

結果として母は手術をして良かったと思います。一度軟骨が削られてしまうと、再生することは不可能です。関節周りの筋肉を鍛えて、症状が悪化しないようにする以外に方法はありません。

母の人工関節への手術の際に、お医者さんから学んだことを最後に紹介します。

①股関節の角度は生まれつき。将来股関節の手術が必要になるかは、生まれつきの股関節の角度で大体分かる。

できれば、股関節が痛んでいない状態(正常な状態)でレントゲンを1度撮っておくと、悪くなった時に症状の進行がわかりやすい

②将来人工股関節手術が必要になりそうな股関節の角度の人は、軟骨が減らないように筋肉をつけるなど予防が大事。軟骨は一度減ると再生しない。運動は水中歩行などがオススメ。

ということでした。

実は母と私の体型はそっくりです。私も将来股関節を悪くする可能性はとても高いです。

今から股関節に負担をかけないように、そして股関節周りにきちんと筋肉をつけるようにしないといけないと思っています。

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