
日本の伝統的な布といえば手ぬぐいです。
最近は専門店なども増え、手ぬぐいの可愛さ、日本独自の柄の素敵さ、そして手ぬぐいの使い勝手の良さに、手ぬぐいを使う人が増えてきているようです。
私も最近は、海外製よりも日本製が好き。
そして日本の昔ながらの柄にとても惹かれてしまいます。
今日は手ぬぐいの本を読んで知った、手ぬぐいの使い方や魅力について紹介しています。
手ぬぐいの本を読んでいたら、手ぬぐいがもっともっと欲しくなりました。
私はお布団の上で寝転がりながら、様々な種類の本を読むのが好きです。
仰向けで寝ていると腕で持っている本を重く感じて、うつ伏せになって読む。うつ伏せだと肩がこるのでまた仰向けになる、という感じで、たまに横向きにもなりながら、本の気になったページだけを気軽に読むのが好きです。
最近とても手ぬぐいに興味を持っていて、何冊か手ぬぐいに関する本を手に取りました。
今回読んだ本は2冊です。
手ぬぐいは幅33cm、長さ90cmのただの布なのですが、その魅力にドキドキしています。
手ぬぐいは使い途が豊富
今まで手ぬぐいはお風呂まわりにしか使っていませんでした。
顔や体を洗う用の手ぬぐい。そして旅行の時にはそのまま顔を拭いたり、体を拭いたりしていました。
しかし家では顔を拭いたり体を拭いたりするのはタオルでした。特に意識して使い分けているのではないです。なんとなくです。
手ぬぐいはお風呂の時に使うだけでなくもっとたくさん素敵な使い途があるのです。
手ぬぐいの本を読み、手ぬぐいのお洒落な使い方をたくさん知りました。
●ハンカチ
気づきそうですが、私は全く気付いていない使い方でした。しかし、手ぬぐいをハンカチ代わりに持っていたらお洒落ですよね。考えるだけでドキドキと胸が高鳴ります。
●ふきん
食器を拭く布巾にも使えます。手ぬぐいは水分の吸収力もありますし、乾きやすいので布巾に向いているな、と感じました。
●物を包む
物を包むのは風呂敷というイメージがありましたが、お酒や物をプレゼントする時にお洒落な手ぬぐいで包んで贈ることもできます。素敵ですよね。お弁当に包むのもいいですね。曲げわっぱのお弁当箱に似合いそうです。
●おしぼり
手ぬぐいを半分にしておしぼりにするのもお洒落です。家に友達を呼んだ時に、和菓子と一緒に添えて出したらお洒落ですよね。
●飾り
枠に入れて飾ったりもできますし、ほこりよけにさらっと物にかぶせて使うのも良いですね。我が家ではテーブルライナーとしても最近使い始めました。季節に合わせた柄の手ぬぐいを飾るのも素敵です。
●最後は雑巾、ハタキにできる
何年も使って色落ちしたり、薄くなってしまうとそれはそれで柔らかい手触りで使い勝手がよくなるらしいのです。
今回読んだ本には7年使った手ぬぐいなども載っていて、このくらい大事に使えたら素敵だと感じました。持ち主の愛情が伝わってきました。
そして最後の最後には、手ぬぐいを切ってハタキにしたり、手ぬぐいを縫って雑巾にしたりして使い切ることができます。
最後まできちんと使い切ると捨てる時も物に対して「ありがとう」という気持ちになります。
まずはハンカチを手ぬぐいに 手ぬぐいの手入れ方法
外出時にバッグに入れておく定番であるハンカチやティッシュですが、私は普段ハンカチは持たず、ハンドタオルを入れています。
そのハンドタオルを手ぬぐいに変えようかと思います。
丁度外出用のハンドタオルがくたびれてきたので、今あるものは雑巾にしようと思っています。
そして新たに数枚手ぬぐいを買ってハンカチ用にしようと思います。そして丁寧に長く使いたいと思っています。
長く手ぬぐいを使うコツとして、手ぬぐいの手入れの方法を紹介します。
<手ぬぐいの手入れ>
①たっぷりの水で手洗いする
②軽くシワを伸ばし、直射日光を避けて干す
*洗剤やお湯は使わない。
*他のものと一緒に洗わない。
*濡れたまま放置しない。
これらの手入れ方法を守ると、とても長く愛用することができるそうです。
お湯で洗わない方がいいことは意外なポイントでした。とはいえ、きっと冬は寒くてお湯で洗ってしまうと思います。
知っていることが大事だと思うのです。ただ布巾として使う場合、熱湯消毒などはやらない方がいいかもしれないですね。
手ぬぐい専門店へ足を運んでみる
手ぬぐいは旅の思い出に、どこかへ旅行した際に買ってくるのもいいと思います。
そして一度は手ぬぐい専門店へ足を運んでみて、お気に入りの1枚を買うのもいいですよね。
早速出かけてみようと、手ぬぐい専門店を調べてみました。
①手ぬぐいのちどり屋
お店のHPへ→手ぬぐいのちどり屋
②かまわぬ
お店のHPへ→かまわぬ
大きなデパートであれば、手ぬぐい屋さんの支店が入っていたり、手ぬぐいを売っているコーナーがあることも多いです。
ネットでお取り寄せもいいですが、実際に目で見て手で触って買うのがオススメです。
また、オリジナル手ぬぐいを作ることもできるそうなので、家族や友達とお揃いで作ってみるのも素敵だと思います。