
以前ブログでマルチタスクの弊害、そしてマルチタスクを進化させた方法(ネオマルチタスク)のやり方について紹介をしました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
私自身は、やはりマルチタスクが中毒になっていたと感じました。
忙しくて仕事した気になって、後で冷静に自分がしてきたことを分析すると、仕事のクオリティと量が足りてなかったな、と恥ずかしい気持ちになりました。
動画にも纏めていますので、宜しければご覧ください。
午前中はシングルタスクでトライ シングルタスクが難しい
アウトプットは午前中が望ましく、インプットは寝る前が望ましいと学び、仕事のスケジュールを組み替えました。
●午前中はシングルタスクでアウトプット
●午後はできるところまではシングルタスクでアウトプットとインプット
●夜はマルチタスクでインプット
と決めたのです。このシングルタスクが想像以上に辛いしできないということに気付きました。
Googleで必要なページを検索していたのに、ついついニュースに目がいってしまい、そのままニュースを読んでいた。または机の端に置いてある携帯電話が鳴ると気になって、メールや電話をチェックしてしまったりします。
それ以外にも、仕事の区切りがいいところでふ~っと一息ついた時にふと、そういえば甥っ子は元気にしているかな?と、今やっていることと全く違うことを考えてしまったりします。トイレに行けばトイレの汚れが気になって掃除したいなと思ってしまったり、などなど、集中力がすぐに途切れてしまうのです。
シングルタスクでフローに入ることができない自分に気付きました。シングルタスクなんて1つのことをすればいいだけだし、普通にできるんじゃないのかな?と思っていたのに実際は全く違ったのです。
むしろ集中してシングルタスクをこなすことの方が難しいと感じます。
少しずつ集中力を増す まずは環境を整える
集中するためにはまずは環境からということで、パソコンの中に入っているフォルダを整理してみたり、デスクトップを綺麗にしたり、机の上を綺麗にしてみたりと環境を整えています。余計なものが目に入らなければ集中が途切れることが少なくなるかな、と思っているのです。
インターネットを開かないこと、そして携帯電話を近くに置かないことも、集中してアウトプットするには効果がありました。
あとは家族がいない時が良いですね。話しかけられたりなど邪魔をされないのが嬉しいです。
環境を整えているおかげか、徐々にシングルタスクで集中できる時間が長くなっているように感じます。
午前中に集中することに失敗すると、その日は1日ダメなことが多いです。だらだら~と過ごしてしまいます。
まだまだ毎日午前中は完全集中できているわけではないですが、しみ込んでしまったマルチタスクの悪習はなかなか抜けてくれないですね。
午前中が1日を充実させる肝になっています。
とはいえ、シングルタスクが上手く行く日もあります。シングルタスクで集中して仕事ができた日は素晴らしい満足感が得られます。仕事のクオリティとかかった時間がだらだらしていた時とレベルが違うことを実感しました。
この調子で集中力を上げていきたいですね。
そのためにはシングルタスクにして集中する習慣を身に着けることが大事だと思います。
まずは午前中だけと決めて、シングルタスクを徹底していきたいです。
そして夜はゆっくりマルチタスクです。マルチタスクは何も考えずにできるので楽ちんです。
結果が出ている人は習慣をうまく使っている
作家の村上春樹さんは「自分を習慣の動物」にしてしまうことが大事だとおっしゃられたそうです。
小説家は書き続けるのが仕事です。自分を長距離ランナーに例えて、毎日決まった枚数書くそうです。もっと書けそうだなと思ってもそれ以上は書かず、逆に全く書けない日でも決まった枚数は必ず書くそうです。
こちらの本のインタビューに載っています。
締め切りの日程から逆算してスケジュールを組むのではなく、毎日決まった枚数を書くと言う習慣に落とし込んでいるのです。素晴らしいと感じました。
有名な投資家であるウォーレン・バフェットはスケジュールが余白だらけであることで有名です。
「やる必要のないことをうまくやっても意味がない」
つまりウォーレン・バフェットはやる必要があることだけにフォーカスしていたのですね。
バフェットの仕事は投資です。1日の時間の80%は情報を読んで考えることに使っているそうです。この習慣で培った知識と考えを生かし、適切なタイミングまで待った上で投資を行うのです。
長期的に考えて自分にとって意味のないことはしない、そして必要な事であれば自分の習慣に落とし込むということがとても大事だと感じました。
仕事がたくさんあって終わらないよ~!!のその先の、必要なことにフォーカスしたシンプルな生活にたどり着きたいです。
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音声プログラムですが、聞けば聞くほど新しい気づきがありますね。