
衝撃のニュースを見てしまいました。
オーストラリア政府が発表した新年度予算案に、2017年から4年間、毎年12.5%ずつタバコの税率を上げることを盛り込んだそうです。
すでにオーストラリアのタバコは25本入りで25豪ドル(約2000円)もするらしいのですが、20年には40豪ドルにするそうです。40豪ドルとは日本円で約3200円です。
これは税収を増やしたいという訳ではなく、健康被害を減らすためらしいのです。
1995年に1箱5豪ドルでタバコを販売していたときの喫煙率は25%、現在の喫煙率は13%まで下がっているそうです。
このまま増税をしてタバコの値段を上げれば喫煙率が減る、ということですね。
動画でも紹介していますので、よろしければご覧ください。
タバコを吸えない環境について
最近、世の中の風潮がタバコを吸う人に対してかなり厳しいですよね。
私も今では完全にタバコを吸っていないので、タバコの煙の臭いをかぐと臭いな、と思います。
また、タバコを直前に吸ってた人って近寄るとわかりますよね。
体臭にタバコのにおいが染みついていますから。
さてこんな私ですが、10年ほどタバコを吸っていた経験があります。
今でこそ健康志向ですが、毎日タバコを吸って、毎日酒を飲んで、そしてゲームをして、という日々を送っていたことがあります。
タバコを吸っていた経験から言うと、ちょっと最近の風当たりは厳しすぎるのではないか、と思います。
一定の財源として認めていて、そして国も販売を禁止していないのに、「分煙」ではなく「禁煙」が正義とばかりに振りかざす非喫煙者の方を見ると、正直ちょっと残念だなと思います。
個人の自由なのでタバコくらいいいんじゃないの?と思ってしまうのです。
臭いとか副流煙とか言いますが、今禁酒をしている私からすると、お酒を飲んだ人も十分臭いですし、香水をたくさんつけている人も十分臭いです。
もちろんどこでもタバコを吸っていい環境を!とは思いませんが、駅に1つ、公共施設に1つくらい換気付きの喫煙ルームを設置してもいいのに、と思ってしまいます。
タバコを吸っている人だって、心の中ではタバコを吸わない方が良いってわかってますしね。
たぶん私のこの気持ちはタバコを全く吸わない人には理解できないし、ふざけんな!と思う主張だとは思いますが、正直な私の気持ちです。
禁煙ではなく分煙派ということです。
私がタバコをやめた方法
やはり自分の健康のため、そしてタバコの値上げで経済的に厳しい!という方の中には禁煙を目指している方もいると思います。
今日は私がタバコをやめた方法を紹介します。
私はタバコを止めようと決めた当時、禁煙ブログなどをたくさん調べました。
そして本も読みましたがその中で感じたことがあります。
それは成功者を見る限り、徐々に本数を減らして、という人はあまり見ないということです。
一気にやめている人が多いような印象を受けました。
また、催眠療法を取り入れた、という方も結構な数います。
私がタバコをやめた方法は、一気に気合と気力で乗り切った、という感じです。
タバコはニコチンが抜けるまでの最初の3日が辛いです。通常ニコチンは身体の中から2~3日で抜けるそうです。
最初の3日を乗り切る方法、そしてその後我慢する方法を紹介します。
最初にお伝えしておきますが、あくまで私がタバコをやめた方法であり、おすすめの方法という訳ではありません。
最初の3日を乗り切る方法
3日以上(できれば5日~1週間程度)の休みの日の初日に始める。
私の場合は病気になった初日に始めました。寝込む程度の風邪でした。
私の家は家の中でタバコを吸うことができないルールです。
自分の部屋から外に出るのが体力的につらい病気の日に始めました。
頭がガンガンして痛かったりすると、タバコを吸ってるどころじゃありません。
ひたすら寝続けます。
これで3日経過できたらしめたもの!と考えていたわけです。
私の場合は残念ながら2日目に見事風邪は回復してしまいました。
そこからは大変でした。20時間起きているとしたら18時間くらいはタバコが吸いたい、と考えています。
2日目はタバコが吸いたくて、我慢できなくて4km走りました。
空気が甘い、美味しいということに気付きました。
4km走ってもタバコ吸いたい度数100%→97%になったくらいでした。
そこで、もう一度4km走りました。
タバコ吸いたい度数はやっと70%になりました。
そこでへとへとになって、疲れて寝ました。
タバコを吸いたくなったらひたすらランニングする、これを3日目の終わりまで繰り返しました。
かなりつらいです。頭はタバコでいっぱいです。でも今が一番つらいから、あと1日たてば楽になると思ってがんばりました。
禁煙4日目以降の対策
4日目以降は、最初の3日に比べればマシですが、朝起きた時、ごはんを食べた後など、今までタバコを吸っていたタイミングでタバコを思い出し、吸いたくなります。
またイライラした時もタバコを吸いたくなりますので、同時期にダイエットなどのストレスかかることをやってはいけないと感じます。
4日目以降~1か月は特に、
・コンビニに行かない(タバコを外で吸っている人がいる)
・飲みに行かない(店でタバコを吸っている人がいる)そして、飲むと決意が揺らぐ。
・タバコを吸う友達と会わない
・タバコを見たら目を背ける。
これを徹底します。
この1か月も十分きついです。
誰かに話しかけられても「え?タバコ?」と聞き間違いをよくしていました。
そして、毎日自分へと言い聞かせていた言葉があります。
「一生吸えないわけではない、60歳になったらもう一度吸おう」
「タバコは日本では法律により買えなくなった。タバコを買ったら逮捕される」
もちろん2つ目は嘘ですが、毎日これを自分に言い聞かせて自分を納得させていたのです。
禁煙1年後の結果
1年たつと、コンビニの「タバコ」という看板が自然と目に入らなくなります。
そこまで行けばほぼ禁煙が成功した状態だと思います。
禁煙して2か月目から1年くらいまでは、本当に徐々にタバコを意識しなくなります。
その過程はあまりにゆっくりなので、できればタバコに近づかないようにする必要があります。
意思の力で乗り切るのは本当に大変なので、タバコが目に入る、タバコのにおいをかぐような環境に身を置かないのが一番です。
人間は意思が弱いです。「1本いる?」と言われたら、「タバコを誘わないでください」と言いましょう。そしてその人には当分近づかないようにしましょう。
私は、きっと今もう一度吸ったら、また吸い始めると思います。
今ではほとんど吸いたいと思いませんが、1年に数回吸いたいと思います。要注意ですね。
これから禁煙される方は、頑張ってください!