
酒井若菜さんが膠原病の闘病中であるとニュースになりました。
膠原病は、「こうげんびょう」と読みます。
どんな病気なのか気になったので、膠原病について調べてみました。
膠原病とは、全身の複数の臓器に炎症が起こることで、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称のことです。
類似の疾患に自己免疫疾患やリウマチ性疾患、そして結合組織疾患がありますが、膠原病はこの3つが重なったものであるとされています。
この病気は女性に多いことも特徴としてあげられており、遺伝性要因と環境性要因があるとされていますが、未だに完全に解明はされていない病気です。
まさに難病ですね。
膠原病の症状は?
膠原病の症状としては、原因不明の発熱、倦怠感、関節炎、筋肉痛などがあり、ステロイドなどの免疫抑制剤での治療を行います。
病気の発見は血液検査を行うことで発見できるということです。
この病は厚生労働省により、難病指定を受けています。
今のところ完全治癒が難しい病気ということで、治療費を国が援助してくれるそうです。
こういった国の支援はとても大切なことだと思いました。
難病指定とは?難病医療費助成金について
国が難病指定をしている病気には、医療費の一部を国が負担してくれます。
平成26年5月に「難病の患者に対する医療等に関する法律」が公布され、平成27年1月1日から、新たな難病医療費助成制度が始まりました。110疾病を医療費助成の対象疾病(指定難病)と指定して制度が開始され、平成27年7月1日に196疾病が追加され、現在306疾病が指定難病に指定されています。また、平成29年4月1日からさらに24疾病が追加され、330疾病が指定難病に指定されます。
(東京都福祉保健局より引用)
国の助成以外にも、都道府県によっては独自に難病に助成をしてくれる県もあるのです。
国の難病指定にどのような病気が含まれているのか知りたい方は、厚生労働省のHPをご覧になってください。
体の調子がおかしいと感じたら早めに病院に行くことがオススメです。
難病や一部の病気は、それを専門にしている病院やお医者さんでないと判断がつかない場合もあるからです。
できるだけ初期のうちに病院に行き、検査されることをオススメします。
こういう時に国の健康保険制度はあってよかったと感じます。
日頃健康で病院にほとんど行かない私ですが、必要な人が適切な医療を受けられる制度はとても大事だと思います。
そしてできれば病院に行かなくても済むような健康な体になるように、日本人の健康習慣がもっと良いものになったら嬉しいと思います。